当時、大学生だった私は、友人2人と旅スロに出かけることにしました・・・
車の免許を取ったばかりということもあり、ドライブがてら遠く離れた友人の家に遊びに行くという目的も兼ねての旅スロ・・・
初めての、他府県のスロットを打つということで、私たち3人は心躍らせていました・・・
初めて見る機種に3人のテンションは上がりっぱなし・・・
当時は、裏物と呼ばれる台も置いてるお店は結構ありました・・・
そういう台を探して打つのが楽しくてしょうがなかったです・・・
そんな楽しい時間を邪魔する魔の手が近づいてるともしらずに・・・
旅打ち2日目・・・
特に休憩も取らずに徹夜続きだったので、友人の一人は車で仮眠をとると言いました・・・
私と友人は新たに到着したホールに入ることに・・・
中は暗く怪しげな空間でお客さんもほとんどいない・・・
それでも、初めて見る機種に私たちのテンションは上がります・・・
少し打って、私は一人外の空気でも吸おうと外に出ました・・・
新しい土地の景色を見ながら一服していると、一人の男が近づいてきました・・・
『兄ちゃんなにしてるんや?』
見るからにそっち系の方と思しき、割腹のよい男です・・・
『いやー友達と旅打ちしてるんですよー』
私は、平然を装い答えました・・・
『そっかー、兄ちゃんちょっと見てほしいものあるんやー』
『はい?』
『ちょっとこっちきてー』
私は、その男の車に誘導されました・・・
黒い車で中は見えません・・・
『ちょっと後ろ乗ってくれや~』
『えっ』
『今から東京行くから、後乗ってくれや~』
私は完全に拉致られると思いました・・・
『いや~、友人もいるんで無理っす』
私は、またも平然を装い答えました・・・
『兄貴が待っとるんや~、はよ乗ってくれや~』
『いや、無理っす、友人いるんで』
『いいから、いいから』
『いやーほんま無理っす』
『じゃあ失礼します』
私はこれ以上ここにいると危ないと思い、ゆっくりとその場から立ち去りました・・・
走ることもなく、あくまでも平然を装い・・・
ホールに戻り友人に一部始終を話し、そのホールを出ることにしました・・・
その男の姿はありませんでした・・・
私はホッとし、
気を取り直して次のホールに向かうことにしました・・・
国道沿いを走り次に見つけたホールで打つことに・・・
しばらく打っていると・・・
・・・
・・・
その男は、そこにいました・・・
ぶらぶらと何かを物色するように・・・
私と一瞬目があったかに思えましたが、特に何も言うこともなく去って行きました・・・
次のターゲットは、あなたかもしれません・・・。
その後は、無事友人宅に到着して、楽しく遊んで帰りました。
もしその男について行っていれば、このブログを書いていることはなかったかもしれませんね。
いかがだったでしょうか?
これは、私が体験した怖い話です。
今はそうでもありませんが、当時は怖い人かなりいましたからねー(笑)
それにしても、その男について行ったら何を見せてもらえたのでしょうかね?(笑)
いつも、スロットの攻略ばかりなので、たまには息抜きにこういう話もいいかなと思ってしてみました(*^_^*)
あまり、需要ないかもしれませんが(^_^;)
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需要があればまた書きたいと思います。
タグ: パチ屋で体験した怖い話