出世の為に行う卑劣な行為②【ワンマン社長の元側近の話】

こんにちは、今日はワンマン社長の元側近の話です。

内容は、『出世のために行う卑劣な行為』です。

前回も書いてくれましたが、シリーズ化するみたいですね。
続きではないので今回だけで意味は分かります。

が・・・

内容があまりにも過激な為、

人の嫌な部分(卑劣な行為)が好きではない方は御遠慮下さい^^;

ブラック会社って怖いな。
こういう世界も実際にあるんだな。

って楽しめる方のみご覧くださいm(__)m

それと・・・

※この話はフィクションです。

(↑重要)

~~~~ここから~~~~~

ある日、本社の部長がスーツで出社された!!

いや、スーツで出社するの当たり前だ。

ただこの部長、太っていて窮屈なのか、暑がりなのかは分からないが、スーツの上着を着ているのを見たことがなかった!!

しかし、その日は何故かブレザーの上着を羽織り出社された・・

皆さんにとっては何でもないことに聞こえるかもしれないが、私にとっては超違和感があった!!

どうしても気になり、部長に私は聞いた。

●私
『部長、今日はどーしてスーツの上着を着ての出社なのですか?』

部長は当たり前のように答えた。

●部長
『今日は裁判の日やからな。』

●私
『あぁ、なるほど、そーゆーことなんですね。裁判となれば必要ですよね。』

何一つ理解できん・・が、それ以上直接聞くのは怖くて、とりあえず適当な相槌でその場を離れた。

裁判って誰の?部長が訴えられてるの?それとも訴えた側?
それとも第三者の証人として?

どーしても気になり、コソコソ調べまわり、私はある一冊のファイルを見付けた!!

その中身を見て私は驚いた。

無数に切り抜かれた新聞紙たち。それが綺麗にファイリングされている!!

そのどれもがうちの会社が訴えられ、裁判になった時のものであった。

新聞の日付を見ると5年くらい前からその日に至るまで、10件以上の裁判が行われていた。

つまり真相はこうだ!!

この会社に採用され、入社したはいいが、その人が聞かされていた労働条件とは大きな違いがあった。

あまりにもひどい労働条件に退社。

そしてそれでは納得できず会社を訴えることにした。

部長が裁判と言っていたのはこの1つのことである!!

やはりブラック。社員に対して相当、不満を与え、恨みをかっていたようだ!!

しかし、一個人が訴えたところで大きな組織には敵うわけもなく、ほとんどが会社の勝訴で終わっていた・・

ただ一番新しい新聞の切り抜きだけは違った。

訴えた側が勝っていたのだ!!

どうやら訴えて勝訴できる十分な証拠を握って退社したようだ。

おぉぉ賢い。自分の勤める会社を私自身もあまりよく思っていなかったので、この結果には正直、心が踊った!!

大ダメージ食らって痛い目を見ろ!
んでもって、今の悪質な勤務実態が変わらざるを得ない状況になってしまえ!!

私は本気でこう思っていた!!

そして会社側の負けの判決が下ってるにも関わらず、今日また裁判があるということは、恐らく結果に納得いかず異議を唱えたのであろう!!
裁判のことなどよく分からないが・・・

裁判から帰ってきた部長に全てを知っているかのような口調で聞いた。

●私
『お疲れ様です。裁判どーでした?状況変わりそうですか?』

●部長
『状況は多分変わることないな。でもこっちの非を認める気はない!!』

この後に続く部長の言葉に私は恐怖を覚えた・・

●部長
『あと5年は裁判やってやる。裁判の負けは多分覆ることはないが、あいつ(訴えた人)に苦しみを与えてやる!!』

『???』

よく意味の分からない顔をしていると部長は続ける・・

●部長
『裁判してる間なんて、再就職しにくいもんやからな。長引けば長引くほど、裁判費用も掛かるし、あいつにとっては相当な負担になるはずや。裁判が終わって就職先を探す頃にはあいつの年齢もそれなりになってるし、簡単には就職先は見つからへんやろーな。くくく。』

人の仮面を被った悪魔は本当に実在した・・
ここに居る・・怖い・・怖すぎる!!

後になって知ったことだが、この考えは社長の意向らしい!!

そりゃそうか、部長だってこんな面倒な裁判は終わらせて、自分の仕事をしたいはずだ!!

しかし彼は出世の為なら手段を選ばない!!
それが一度は共に働いた自分の部下であろうとも!!

『部長、あと10年は続けたれ。』

社長のこの言葉は今でも鮮明に覚えている!!

悪魔たちが潜むこの会社・・・

会社(社長)に少しでも牙を剥くものはこんな地獄のような嫌がらせが待っているのだ・・

あれから約2年・・裁判はまだ続いているらしい・・・

~~~~ここまで~~~~

うん。

安定のブラック企業ですね(笑)

怖すぎです。。。

勘違いしないでほしいのはパチンコ屋さんが全部こういう所っていうわけではありません。

ほとんどの所はちゃんとしているのだと思います。

今回の教訓は、『訴えてやる』って簡単にやらない方がいい場合もあるということですね。

日本の場合、訴えると時間もお金もかかりすぎますから。
しかも、こういう風に無駄に延ばされることもあるなんて・・・。

これから就職を考えている方、給与や待遇の他に続いている裁判があるかどうかを一度調べてみては?

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