今日は同時当選ボーナスの仕組みについて解説します。
最近よく、言われることがあってこの仕組みを理解していない人が多いんだなぁと思ったので簡単に説明したいと思います。
何を言われるかというと、ジャグラーを打っている時に「チェリー何回引きました?」
チェリー同時当選の確率に設定差があるのはみなさんご存知だと思います。
ただし、チェリーの総出現回数を数えてその内何回ボーナスに当選したか?
この考えだとちょっとニュアンスが違うし、設定推測の方法としては間違っています。
もし、この考え方をしている人は一度ご覧ください^^
●ボーナス同時当選の仕組みとは
今回解説する同時当選の仕組みは、いわゆるリアルボーナスでの話です。
ジャグラーとかハナビとかノーマルタイプやリアルボーナス搭載のA+ARTの様な台です。
低確高確でボーナス確率が変わる疑似ボーナスの事ではないです。
まず、多くの人の間違った考え方がこれです。
「チェリーを引く」→「同時当選確率に応じでボーナス抽選」
設定差の大きいハッピージャグラーV2を例にとると
同時当選期待度 | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | 角チェリー成立時 | |||
1 | 9.4%(1/10.6) | |||
2 | 9.7%(1/10.3) | |||
3 | 10.4%(1/9.6) | |||
4 | 11.8%(1/8.5) | |||
5 | 12.5%(1/8.0) | |||
6 | 13.5%(1/7.4) |
上記の確率でボーナス抽選。
解析情報では上記のような書き方で紹介されている場合もあります。
これを見た人は「設定6ならチェリー7.4回に1回はボーナスに当選する」と思います。
設定1の1/10.6とは差が大きいですし設定判別としては間違ってはないです。
ただ、「チェリー10回引いてノーボーナスだから低設定の可能性が高い」
「20スルーした。ありえない」
みたいな考えだとちょっと違います。
正しい考え方はこれ↓
「チェリー成立」→「ボーナス抽選」をしているわけではありません。
正しくは、「ハズレチェリー」「BIG+チェリー」「REG+チェリー」の3つが別々で存在していて、それを引いてくるイメージです。
こんな感じです↓
ここから当たりのボーナスを引くと当たる。
このハズレチェリーの数と当たりチェリーの数の比率を表示しているのが先ほどの同時当選率の表です。
実際はこういう確率です↓
設定 | チェリーBIG | チェリーREG | 単独チェリー |
---|---|---|---|
1 | 1/1311 | 1/1092 | 1/61.8 |
2 | 1/1311 | 1/1024 | 1/62.1 |
3 | 1/1311 | 1/910 | 1/62.5 |
4 | 1/1057 | 1/862 | 1/63.5 |
5 | 1/1057 | 1/780 | 1/64.0 |
6 | 1/1057 | 1/683 | 1/64.8 |
あくまでも上記の確率で成立です。
だから、ハズレチェリーのヒキがよくていっぱい引いてしまえば10スルーでも20スルーでもしてしまいます。
もうちょいイメージしやすくに言うと、分母65536個の玉の中から1個玉を引く抽選箱のようなイメージで、その中に、
・リプレイが約9000個
・ブドウが約9800個
・ピエロが100個
・ベルが100個
・中段チェリーが20個(各10個)
・単独チェリーが約1060個
・チェリーBIGが50個
・チェリーREGが60個
・残りがハズレ
この別々の色の玉があり、それを引くイメージです。
だからチェリーBIGの50個とチェリーREGの60個を引かずに単独チェリーの1060個を引きまくれば当たらないということです。
これだとチェリーの回数を数える意味が違ってくるのが分かりますね。
強いて言うなら、ハズレチェリーは低設定の方が出現率が高いということです。
このカウント方法なら正しいですね。
「チェリー20回中3回当たった」
「チェリー20スルーした」
この辺りの考えたはちょっと違うのを覚えておきましょう。
タグ: ジャグラー