今回のお話は、たった一日でお客さんを飛ばしてしまったパチンコ店の話です。
それまで、そこそこの客入りだったお店が一日で閑古鳥が鳴くようになってしまった原因とは何だったのでしょう??
この話は、自分が以前働いたお店での話です。
当時、このお店は、スロパチ合わせて約400台、平日の売上約1000万、土日で約1500万とそこそこ繁盛しているお店でした。
稼働で言うと、平日5割、土日・イベント8割って感じです。
そんなそこそこ繁盛しているお店が、ある日を境に稼働3割程度になり、売り上げが1000万を超えることがなくなりました。
何をしたのでしょう?
ある日、社長から一本の電話が入ったそうです。
今度、イベントをやる。
それも単発の奴。
その名も、
『最強』(←たしかこんな感じ)
しっかり告知をしておくように!!
これには、店長も驚きで気合を入れて告知をしていました。
一か月前からでっかいポスターなんか作って、それはそれは真剣に告知をしていました。
・・・イベント当日
遅番だった自分は、今日は忙しそうだなと思ってドキドキしながら出勤。
そして、ミーティングの時に役職に言われた一言が、
『きらっきーさん、今日は煽りマイクいらんから。。』
えっ、なぜ?
普段はガンガン煽りマイクを入れて盛り上げるスタイルのお店なのに・・・。
『今日は、マイク入れたらブチ切れされるし』
よくわからなかったですが、分かりましたと言いホールに向かいました。
すると、目を疑う光景が・・・
稼働が平日以下。。。
早番の子に事情を聴くと、
『やばいし、お客さん怒って帰って行ったし』
『朝一は、全台満席になったんやけど・・・』
と。
それでも、事情が把握できなかった自分は、主任の元へ・・・。
自分:『これ、なんなんですか?』
主任:『知らんよ~。』
自分:『なんでこんなことになるんですか?』
主任: 『全台1や』
自分:『えっ?』
主任:『社長がそうしろってさ』
終わり。
そらそうですよね。
普段単発のイベントをやらないお店が、散々告知をして、期待を持たして挙句にこの仕上がりですから、信用はなくなります。
そこからは何やってもイマイチな感じにしかなりませんでしたね。
本気で出そうとしても、お客さんがそこまで粘ってくれないから見せ台にすらならない。
最後は、もっと出せって逆に怒られていましたね(笑)
これが、ワンマン社長のパチ屋の恐ろしいところです・・・。
【追記】その後についてはこちら
信用を無くして閑古鳥が鳴いたパチンコ店のその後・・・。