パチ屋で体験した怖い話シリーズもこれで3作目ですね。
楽しみに読んでくれている方がいるかどうかは分かりませんが、書いていきます^^
因みに、過去記事は
◎拉致されそうになった話!!
◎メダル持ち込みゴトに遭遇した時の話!!メダル1枚の値段は?
では、今日は
私がパチンコ店の店員をしていた時の話です。
当時自分は、同じ系列の他の店舗で働いていましたが、
ある日、本店のリニューアルオープンがあるので転勤してくれないかということで、本店に異動になりました。
この本店は、地域的にもあまりよろしくないところにあります。
いわゆる、あっち系の方がよく出入りするお店・・・。
その本店の先輩に聞いた話でこんなエピソードがありました。
ある日、ゴト師が来たそうです。
それに気づいたお客さんが、親切にも店員に教えてくれたそうです。
『あの人、ゴトやってるっぽい』って・・・
(よせばいいのに・・・)
当然店員たちは、その対処(警察を呼んだかどうかは聞いてません)をして出て行ってもらうことになるのですが・・・。
問題はここから・・・。
暫くすると、関係者らしき人が来て、
その親切に教えてくれた方の頭を、鉄パイプで
『パーン!!!!』
ってやったそうです。
怖いですね。
その他にも、車がフェンスに突っ込んできた話や、正面玄関のガラスを割られた話などいろいろ聞きましたが、
どうやら、
店員がお客さんに殴られるのはよくあることだと。
・・・。
・・・・。
・・・・・。
腹くくったよね。
さすがに一発くらいは、いつか殴られるのかーって。
まあ、いい経験になるからいっか(笑)
そんな感じで、本店での仕事がスタートします。
ある日、白髪のおじいさんに声を掛けられます。
60代か70代くらいのシュッとしたおじいさんです。
『あれ持ってきてくれー』
私は、ドル箱かと思い持って来ようとすると、
『違う、違う、あれやー、洗い場にあるやつやー』
私の頭の中は
洗い場にあるやつってなんや?
ってか客が洗い場の中知ってるの?
ようわからんけど行けば分かるんかな?
などと思いながら向かうと、
先輩があるものを指さしていました。
紙コップです。
どうやら、おじいちゃん灰皿を使うのがいやで紙コップを使うみたいです。
私はそこにお水を入れ、おじいちゃんに持っていくと、
嬉しそうに
『これこれ、ありがとう。覚えといてなー』
と言ってくれました。
次の日、
おじいちゃんはまた同じ場所に座っていました。
なので今度は、自分から紙コップを用意して持っていきました。
『おーありがとうー』
にこにこしていました。
次の日も・・・
その次の日も・・・
どうやら、このおじいちゃん、いつも同じ時間に同じ場所に座るみたいですね。
そんなわけで毎日顔を合わすようになり仲良くなっていきます。
私はこのおじいちゃんのニコニコした笑顔が大好きでした。
そんなある日、
私は気づいてしまいました。
この紙コップはお店で使うものではなくおじいちゃんのために用意されたもの。
そして、そのおじいちゃんのあだ名が・・・
・・・
・・・
『会長さん』
さらに、
なぜかこのおじいちゃんのいるコースをいつも自分が担当していることに。
おそらくこういうことだろう。
あの新入り、感じ良さそうやし、あそこ入れてみるか。
おーいい感じで仲良くしてるなー。
他の店員いやそうやし、ずっとあいつでいいや。
・・・(-_-)
こんな感じでしょう。
さてここからが本題なんですが、前置きが長くなりすぎました^^;
続きはこちらです↓
◎会長さんを怒らした話(後編)【パチ屋で実際に体験した怖い話】
押してくれた方ありがとう^^
きっといいことあると思います。
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